沖縄県公共交通活性化推進協議会 わった~バス党

わった~バス党ラジオドラマ「思い出はバスに乗って」

はじめてバスに乗った時のこと、覚えてますか?
バス停で浴びた木漏れ日を、覚えていますか?
誰にでもひとつはバスにまつわる思い出を
持っていることでしょう。
そんなバスにまつわるあなたの思い出を、
ラジオドラマにしました。

バスの思い出と聞くと、ふたりの息子がまだ小さい時のことを思い出します。

ワタシと主人が出会ったのは、15年前の東京。
それからすぐにおつきあいがはじまり、結婚、そして出産。
ところが、主人の家庭の事情で、
主人の生まれ故郷、沖縄に移住することになりました。

その時、長男は2歳、次男もまだ6ヶ月。

ちいさな子どもを連れての沖縄での新生活は、想像以上に大変。
運転免許のなかった私はバスが主な移動手段……ですが、
小さな子ども二人を連れての移動は本当に重労働。

ゆかり:はあ、はあ、すいません、乗りまーす!

ある日、子どもを連れてバスに乗り込んだ時。
バスは満席でしたが、席を譲ってもらい、
席に座ることができました。
ただ、その隣に座っていたのは、
アクセサリーをジャラジャラとつけた、ある外国人。
目が合ってなんとなく会釈したら、
ツンと目をそらして窓の外を見始めました。

席に着いた安心感と、買い物帰りの疲れで
ついウトウトしてしまったワタシ。
どれくらい経った頃でしょう。

次男:オンギャー……オンギャー

急にぐずりだした次男。
ぐずるとなかなか泣き止まない次男は、
その時もどれだけなだめてもなかなか泣き止みません。

ゆかり:すみません…

周りに謝りながらあやしていると、次は…

長男:ウェーン、ウェーン!

次男につられて長男まで。

長男:ウェーン、ウェーン!
次男:オンギャー……オンギャー
ゆかり:もう泣かないで……お願いだから。

お互い引き合うように、さらに重なる2人の声。
それを聞いて私まで泣き出しそうになった時、
ふと隣の外国人の方と目が合いました。
すると、2人の重なりあう大きな泣き声に耳をそばだて
ニコッと笑顔で。

外国人:OH! シンフォニー!

その瞬間、周りの人の、そして私の顔も一斉にほころびました。
今でもバスに乗ると、いつも思い出す、あの一言。

外国人:OH! シンフォニー!

さあそろそろ、晩ご飯の時間。
早く準備しないと、うちのウーマクー2人の
「ハラヘッター」のシンフォニーが聞こえてくるから。
頑張るぞ!



バスの窓から外を見下ろすのが、大好きでした。
なぜなら小さい時、ぼくは本当に小さかったから。

小学生のころは、6年間ずっと、学年でも1番のチビ。
そしてクラスメートのマドカは、学年でも背が高く、

マドカ:あれ? ひさしは? どこ?
あ、ここにいたんだ! 小さいからわからなかった〜


と、いつもからかっていました。
そんな男勝りのマドカを見上げることしかできないから
世界を見下ろせるバスの光景が好きだったのかも。

その頃ぼくは、週に一度、月曜日
バスで隣町のピアノ教室に通っていました。

夏休みのある日、ピアノ教室に向かうために
ぼくがバス停に行くと
あのマドカが、バスを待っていました。

ひさし:あ、マドカ……どうしたの?
マドカ:おう、ばーちゃんの家に泊まりに。ひさしは?
ひさし:あ、ピアノ教室…。
マドカ:ピアノ通ってるわけ? へえ、知らんかった!

ニヤニヤとぼくの顔を眺めるマドカ。
これ以上関わらないようにと無視を決め込み
入道雲の浮かぶ空を見あげていると

マドカ:まだバス来ないよね? ちょっと待っとけよ。

言い残すと、走ってどこかに行ってしまったマドカ。
しばらくすると、アイスを2本持って走って戻り…

マドカ:うり! アイス食べれ! うち商店だから、持って来た。
ひさし:あ……でも俺お金ないから。
マドカ:いいよ、お金は!
ひさし:でも……
マドカ:じゃあ、今度ピアノ聞かせて!
そのピアノの演奏料な! あそこの木の下で食べようぜ!

木陰の下の芝生に座って、
二人で並んで食べたアイスは、とても美味しかった。
食べながらマドカはいろんな話をしてくれた。
そして隣に座ってアイスを食べるマドカは
大きな入道雲のせいなのか、
小さなぼくからしても、いつもみたいに大きくは見えず
ちょっと女の子に見えた。

夏休みが終わると、マドカはいつものマドカで
相変わらずいつもぼくをからかっていた。

ただかわったことは、ぼくがそのアイスが大好物になったこと。
中学に入り、身長が伸びて他の男子を追い抜き
高校生になり、大人になって、結婚して子どもができても
うちの冷凍庫には必ずそのアイスが買い置きしてある。
そうそうピアノは趣味として、今でもまだ続けている。

そして、今も変わらないがもうひとつ。
ウチでピアノの演奏を妻に聴かせたとき、
「演奏料」といって冷蔵庫からアイスを持って来てくれる、
あのバス停で見せた妻のちょっとやんちゃな笑顔です。



全員:せーの、じゃんけんぽん!
ケンジ:あー! また負けた!
キョウコ:あはは! ケンジかならず最初、グー出すのに!
ケンジ:キョウコ、先に言えー! 自分ではわからんし!
キョウコ:じゃあ次のバス停まで、カバンよろしくな!

小学校の放課後。
キョウコ、ケンジ、そして僕、ユウキのいつもの日課は
鞄持ちのじゃんけん。
同じ団地に住んでいる3人は帰り道が一緒。
じゃんけんで負けた人が、バス停からバス停までの1区間、
3人分の荷物を持つという遊びだ。

キョウコ:ケンジ、遅い! 早く来い!
ケンジ:はー、到着! でーじきつい!
キョウコ:次はもっときついぜ! 地獄坂〜!
ケンジ:あー!そうだった!

通称、地獄坂。
見上げるようなその坂は、下校コースの中でも一番の難所。

ケンジ:よし! もう絶対グー出さないからよ!
キョウコ:いくぞ、せーの、
全員:じゃんけん、ぽん!
キョウコ:あー!
ケンジ:いぇーい! またグーでしたー!
キョウコ:マジか!
ケンジ:じゃあカバンよろしく! ユウキ、先行っとこうぜー!

こうして僕はケンジと一緒に次のバス停へ。
ただ、手ぶらになったとはいっても、さすがは地獄坂。

2人でひいひい言いながら急な上り坂を登っていくと。

ケンジ:はあ、はあ、あーきつい!
キョウコ:おーい! 遅いよ〜〜!
ケンジ:は? キョウコ、何で先にいるば!?
キョウコ:裏技裏技! バ、ス、乗ってきた!
ケンジ:バス乗ったば? インチキ!
キョウコ:別にバス乗ったらダメってルール、ないしー。
ケンジ:えー!
キョウコ:よっしゃ、次のじゃんけんいくぜ。 せーの!
全員:じゃんけん、ぽん!
ケンジ:あーーーー!
キョウコ:いぇーーい! ケンジの負けー!
よし、ユウキ、先行こうぜ……あれ?

ふと気づくと、ケンジの姿がありません。
見上げると、いつの間にかバス停に停まっていた
バスの窓から顔を出しているケンジ。

キョウコ:ケンジ、何してるば?
ケンジ:上り坂きついから、バスで行く!
別にバス乗ったらダメってルールないんだろ! イェーイ!
キョウコ:……別によ、バス乗ってもいいんだけど……
ケンジ:だけど?
キョウコ:このバス、団地行きじゃないよ。
そこの十字路で曲がって、名護に行くんだよ。
ケンジ:マジ!? キョウコ〜、ユウキ〜、先言えよ〜〜〜〜〜!!!
キョウコ:行ってらっしゃ〜い

ケンジ:運転手さん、停めて〜〜〜!



マナミ:次は〜、あいちゃんの家の前〜、あいちゃんの家の前〜。

月曜日の朝。
一足先に仕事に出かけた妻に代わり、
娘のマナミを車で幼稚園に送っている途中。

マサル:へー、あいちゃんはあそこに住んでるのか。
マナミ:そうだよー。お降りの方はボタンを押してください。

マナミは先週の金曜日、幼稚園の体験学習でバスに乗ったらしく
今日も車に乗るなり、幼稚園の帽子をハンドルに見立てて
くるくる回しながら、バスの運転手ごっこ。

マナミ:降りる人いませんかー。
マサル:運転手さん、いないみたいですね。
マナミ:はーい、それでは出発しまーーす。

いつも幼稚園にマナミを送るのは、妻の役目。
だからこうして、ちいさな運転手さんと過ごす
幼稚園までのひと時は、とても楽しく、新鮮でした。

マナミ:あのさーふぅん、この前バス乗ったときさ、ふぅん
アイちゃんがさー、バスの運転手さんにさ、ふぅん。
「バスの運転手にはどうしたらなれますか?」
って聞きよったわけ。
そしたらさー、ふぅん。運転手さんがさー、
「お父さんお母さんのお手伝いをちゃんとしていたら
なれます」って言いよったわけ。
マサル:そうなんだー。
マナミ:だけどさー、それ、嘘だと思うってば。
マサル:え? なんでウソだと思うわけ?
マナミ:まずさー、運転するのって、免許が必要さー。
お手伝いしてもお小遣いはもらえるけど、
運転の免許はもらえないって、マナミは思うわけ。
マサル:あい、マナミは免許も知っているの? すごいね!
マナミ:まなみもうすぐ6歳だよ!免許くらいわかるさー。
マサル:そうか、もう6歳だもんなー。
あい、6歳だったら好きな男の子とか、いるんじゃない?
マナミ:好きな子? あー、いっぱいいるよー。
マサル:い、いっぱい?
マナミ:サトルーでしょー、コーキでしょ、
ヤースー……あーでもさ、ヤースーは好きじゃないなー。
マサル:好きじゃない? 嫌いなの?
マナミ:違うー! 好きの上! 愛してるわけ!
お母さんが、好きの上は、愛してるって!
マサル:あ、ああ、そうかー、でもな、お父さんは、あれだなー。
愛してる、っていうのはちょっと早い気がするなー。
まだ6歳なんだから、男性に「愛してる」っていうのは
マナミ:お父さん、さっきから意味わからん。
マサル:意味、わからん……。

そして、車はあっという間に幼稚園に。すると。

マナミ:次はー、どうぶつ園前〜。どうぶつ園前〜。
マサル:マナミ、どうぶつ園じゃなくて、幼稚園だよ〜。
マナミ:お父さん、思うんだけどさーふぅん。
幼稚園ってさ、キリン組とパンダ組とぞうさん組と
コアラ組ってあるさ。
こんなにどうぶつがいたら、幼稚園より
どうぶつ園って呼ぶ方がいいと思う。
マサル:あはは、そうだな!

そんなマナミの発想に、
「子供ってみんな、天才なんだなー」と感心しきりの
朝のひと時でした。

マナミ:どうぶつ園前、降りる人はボタンを押してくださ〜い。
はーいおりまーす! ピンポーン!

大学時代から4年付き合った彼女と結婚することになり、
実家からの引越しに向けて、部屋の整理をはじめた。
押入れの奥にあった大きな段ボールには
子どもの頃から溜め込んでいたゲームやおもちゃがたくさん。
ふと気づくと、その中にはちいさな赤いミニカーがあった。
見つけた瞬間、思わず当時の思い出が溢れ出してきた。

僕が小学校2年生の頃、ミニ四駆が大流行。
同級生は毎日近所の空き地で、ミニ四駆レースに熱中。
だけどその当時、うちは裕福な家庭ではなく、
「ミニ四駆を買って」と、両親に言い出せなかった。
どうしてもミニ四駆が欲しかった僕は、
隣町のおばあちゃんの家に、バスで行った。

ゆうた:おばあちゃーん、いるー? ゆうただけど。
    うん、バスできた。一人で。
    あのさ……オレ来月誕生日さ、欲しいのがあるわけさ。
    ミニ四駆。クルマのさー、おもちゃ。
    ……いいの? 明日買ってきてくれるの!? やったー!

こうして僕はおばあちゃんに
ミニ四駆を買ってきてもらうことになった。
そして次の日。

ゆうた:ただいまー。おかあさん、おばあちゃん来てる? 帰った?
    ……え? プレゼント置いてってくれた!やったー!
    ミニ四駆―― !

ゆうた:って、これ……ミニ四駆じゃなくて、ミニカーだし!
    こーれーじゃなーい! ? ばーちゃんよー!!! ? うえーーーん!

これじゃない、と泣き止まない僕に困った両親は、
ミニカーとミニ四駆を交換するために、
そのミニカーを買った、近所のおもちゃ屋さんを訪れた。

ゆうた:あの……こんにちは。

店員:いらっしゃいませー。

ゆうた:あの、うちのばあちゃんが昨日、ミニカーを…… ?店員:あー、昨日のおばあちゃんのお孫さん?
    ゆうたくん、だっけ?
    そういえば目が似てるねー。

ゆうた:そうですか?

店員:このミニカー、上等でしょ。おばあちゃんが
   「孫のゆうたが、クルマのおもちゃ欲しいって言っててさー。
   おねだりされたのはじめてだから、嬉しくて」
   って言って、1時間くらいかけて選んでたよー。

ゆうた:そうなんですか……

店員:でね、一度買って帰ったんだけど、すぐ戻ってきて、
   「やっぱりこの赤いのに変えれます?
   ゆうたーは帽子も赤だから、赤が好きだはず」って。

ゆうた:……そうなんですか。

店員:優しいね、おばあちゃん。で、今日はなんでここにきたの?

ゆうた:いえ、あの……カッコイイミニカー、ありがとうございました!

店員:え? ああ、どういたしまして? それ言いに来たの?

ゆうた:さようならーー!

20年の時を超えて現れた、そんな思い出のミニカー。 ?
片付けが終わったら、このミニカーを持って ?
久しぶりにバスに乗って、ばあちゃんの顔でも観に行こうかなぁ。 ?

今日は、クリスマス。
それも、彼氏のノリトと付き合って、はじめてのクリスマス。

ノリト:メグ、ごめん待たせて!
メグ :えー! クリスマスに待たせるってある!?
ノリト:高速乗ったら逆方向だったー!

メグ :で、今日の予定は?
ノリト:実はさ……メグが前から行きたがっていた北谷のレストラン、
    予約した!
メグ :本当に? あそこ人気だから、全然予約できないのに!
ノリト:すごいだろ!? はっはっは。
メグ :……っていうか、今、北谷に向かってないけど。
ノリト:予約は8時だから、ちょっと寄り道。
    メグ、見せたいものがあるから、しばらく目つぶっといて!
メグ :目? ? いいけど……

ノリトの言われるまましばらく目を閉じていると
車の揺れの心地よさもあり、気づかぬ間にアタシは夢の中へ。

ノリト:メグ。起きて。外出るよ!
メグ :ん……外? ……わあすごい!
 
車から出ると、そこは夕日の沈んだ山の上。
麓には、いろとりどりの街明かりが綺麗にまたたいていました。

メグ :きれーい。
ノリト:だろ? あと、車のトランク開けてみて!
メグ :トランク?……

メグ :わーーっ!

そこには、抱えきれないほどの大きな花束と
キンキンに冷えたシャンパンと、シャンパングラスが2つ。

メグ :ノリトよー、似合わんことして。
ノリト:いいだろ、クリスマスくらい! ははは。

ノリト:じゃあ、メリークリスマス! 乾杯!
メグ :はい、メリクリー。

ノリト:あー!美味しい! メグ、いいクリスマスになりそうだね!
メグ :……ていうかさ、ノリト。
ノリト:何? シャンパン、美味しくなかった?
メグ :美味しいは美味しいんだけど……
    2人お酒飲んだら……誰がこの車、運転するわけ?
ノリト:……あー!そうだった! ? 考えてなかった! ? 失敗したぁ!

メグ :アンタは本当にいつもこうなんだから。
ノリト:あー、今日は完璧だと思ったのに!
メグ :……よし、しゃあない、レストランには、車置いてバスで行こう。
    ここ降りたらバス停あるから。ほら、走るよ!

ノリト:メグ、待ってよー。本当、ごめんー! 怒ってる〜?
メグ :怒ってない!
ノリト:絶対怒ってるー!!!

しんや:よっしゃー、出発!

しんや:イチローとかも来てるかなー。サインもらえるかな。

小学生5年生の冬。野球少年だった僕は、
仲の良いチームメイトと一緒に練習終わりに
バスで野球場に向かっていた。
大好きなプロ野球チームの、沖縄での冬季キャンプの見学が目的だ。

しんや:とうちゃーく……わーすげー!

球場では、当時人気のスター選手が颯爽と練習にはげんでいました。
だけど、そんなスター選手にはファンが群がり、
小学生のぼくらの身長ではなかなか見ることができません。

しんや:あー、全然見えんやし。わざわざバスに乗ってまで来たのに。

がっくりと肩を落としていると、
遠くの芝生で黙々とストレッチをする選手が。

しんや:あい! あっちにもいる! すいません! サインください?

選手:サイン? ? あーいいよー。お、ユニフォーム着ているってことは
   君達も野球やっているの?

しんや:はい、まだヘタッピだけど。

選手:そうかー、はじめはみんなヘタッピだけど、
   練習したら必ずうまくなるからな……はい、サイン。

しんや:ありがとうございます……あの。

選手:どうしたの?

しんや:これ、なんて書いているんですか?

選手:さては君、オレが誰かわからないな?

しんや:あ、ばれた。ごめんなさい。

選手:あはは、いいよいいよ。ぼくも今年から一軍に入ったけど、
   まだ補欠で試合にも出たことないから。

しんや:補欠、ぼくと同じですね。

選手:そうなのか。じゃあ補欠仲間だな。お互い頑張って
   試合に出られるようになろうな。じゃ、そろそろ練習に戻るから。

しんや:あの、名前、教えてください。

選手:オレ? オレの名前は……やっぱり教えない。秘密。

しんや:えー、なんで?

選手:頑張って試合に出れるようになって、テレビの中継に映るからさ。
   その時わかるだろう?
   ちゃんと1軍のレギュラーになれるように、お互いがんばろうぜ!

しんや:はい! ? ぼくも、頑張ります。

握手を交わした、その名前も知らない選手。
その手はとってもゴツゴツして大きかった。


そしてその年の夏、テレビのプロ野球中継で。

しんや:あー、今日は攻撃が全然ダメだなー!

しんや:あ! この選手、あの時の!

代打に登場したのは、あの日球場で握手をしてくれた、
あの選手でした。

しんや:お父さん、来て! ? オレが握手した選手が出てる!
    ねえお父さん!?

そして、あの時名前も知らなかったあの選手が打ったボールは
大きな大きな放物線を描いて、スタンドに吸い込まれたのでした。

※このページは“わった~バストークSHOW”内で紹介された、バスにまつわる物語を紹介しています。
※【FM OKINAWA 87.3】毎週月曜日7:45ごろ〜
※皆様からのエピソードを募集しています。

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